2016年1月19日火曜日

気になったニュース:勉強の意味

先週ぐらいだったか

大阪府が実施している「チャレンジテスト」について

情報番組がとりあげてた。


このチャレンジテストが何の目的でやってるかを

ざっくりかくと以下3点のような感じらしい。


・教育委員会や学校が府内生との学力を把握して教育施策に反映していく。

・生徒一人ひとりが、目標や意欲をもつために自分のレベルを知る。

・先生の主観じゃなくて公平なデータとして使う。



1年生、2年生の時から受験を意識した勉強をして

点数をとっていくってことになるんだろうなぁ。

















まぁ、制度的なことは置いておくけど

この情報番組で中学生にチャレンジテストについて

どう思うかをインタビューしてたんです。


これで人生が決まるから

しっかり勉強するように塾の先生に言われた。

だから頑張ります。」


って答えていて。

少なからず、ショックを受けたんですよね。私は。



なににショックを受けたのかって

やっぱり人生が決まるからっていう言葉。

内申点を上げることで自分の人生が決まるって

どういう意味で捉えているのだろうかと。




勉強ってすごく大事なことだと思うんですよ。

大人になって、自分で学びたいことを学ぶ

とも違って「強いて勉めていく」って感じですよね。

なかなか意図的に学ぶって感じにはなれないと思う。

私は、好きな教科しか勉強しなかったもんなぁ。

勉強する意味がわからんかったところもある(笑)


今、この年で思うのは

知らないことを知っていく。

自分の頭で物事を考えて行く。

疑問をもった時に、何をどう調べて解決していくのか。


より自分が生きやすいように

自分の扱い方や、人とのコミュニケーションの土台や前提をつくっていく。

知識を得たり、考えることを覚えていくって時期だと

そんな風に考えている。



高校受験のために内申書があって

その点数を公平につけるデータとして

このテストがあるのならば

先生の言葉は

行く高校で人生が決まるって捉えてしまうんじゃないかと

ニュースを聴きながら、そう思ったんですよね。



学校で人生が決まるんじゃない。

自分の頭と心と身体をつかって人生をつくっていくんだよって。

勉強は、自分のこれからの土台を整えるためのものだよって。



勉強の質によって、

見聞きすること、

出会う人、

出会うこと

が変わってくるのは間違いない

とは思っている。


学校の違いによって、自分がおかれる環境は大きく変化するから。


自分に合う選択をするために

選択の幅を広くするために

しっかり勉強したらいいと思う。

するもしないも本人が選択すればいいことだけど

どういう可能性があるのかは

大人が教えておく必要があると考えてる。



この塾の先生は、どういう意味で生徒たちにこの言葉をかけたんだろう。



最近、ニュースをみていて気になったできごとを

ふと書いてみた。






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